マンションを購入する際に、付属の施設がたくさんついていると嬉しいですよね。
温水プールや温浴施設、フィットネスにゲストルーム…
憧れますよね。
でもその施設って必要ですか?
あなたのマンションライフの中で、ほとんど登場しない施設ならばいらないのでは?
この記事では、この辺りを解説していきます。

施設はいっぱいあればあるほどお得だよねー!

この記事ではこの様なお悩みを解決していきます。
- 福利施設は沢山あれば良い?
- 福利施設の費用は誰が払ってるの?

ここで少し私の紹介をさせてください。
- 国家資格 1級建築施工管理技士
- マンション大規模修繕工事 現場所長
- マンションに携わり15年
- 経済的自由を目指し、節約・副業・投資を実践
- 2つのブログサイトを運営し有益な情報を発信中
- twitter フォロワー1000人以上
最後まで読めば、福利施設がどう運営されていて、あなたがどうすればよいのかわかるようになっていますので、最後まで読んでいってくださいね。
【結論】管理費払えるならあった方が良い

カラオケ、フィットネス、スポーツジム。温水プールに温泉、サウナ…。
他にもたくさんりますが、福利施設はあったほうがいいのでしょうか。
管理費が払えるならという注釈付きです。
というのも福利施設の維持管理費は高額になりがちです。
タワーマンションなどでよくある、温水プールや浴場施設などがそれです。
ボイラーなどでお湯を炊き続けるので年間1000万以上の維持管理費がかかったりします。
そんな莫大な費用がかかるのに、あった方がいいの?
その内容をご説明します。
福利施設があったほうが良いという理由

ではここからは、福利施設があったほうが良いという理由を解説していきます。
内容は大きく分けて2つ
- 居住者の数でわければ、費用は限定的
- 入居時から納得して購入している
ここからは、この2点について解説していきます。
居住者ひとりひとりにかかる費用は限定的
たとえば温水プール・浴場の維持に1200万かかったとします。そのマンションの居住数が400戸。
1戸あたり年間3万円の負担です。月でいうと2,500円。
これを高いとみるか。安いとみるか。マンションの資産価値を考えれば、大いにアリだと思います。
ではスポーツジムはどうでしょう。スポーツジムは非常に人気の施設です。ランニングマシーンや筋力アップ系の機器を設置して解放します。
ただしこちらも、高額の機器代。その機器も消耗し破損してきますので修理費や交換代もかかってきます。
しかしこちらも、居住数で割れば負担が限定的です。
ただし問題点があります、そのマンションの戸数が少ない場合は分母が少なくなるので非常に負担が大きくなりますので注意が必要です。
戸数で割れば費用は限定的。
戸数が少ないマンションは高額になる!
入居時から共益費は納得しているはず
月々支払う固定費を減らす為に、この当たりの福利施設を廃止や停止にマンションがあります。
しかし、ここを目当てにマンションを買った居住者もいるはずです。廃止や停止にしたところで、マンションの魅力は激減しています。想像していたマンションライフから離れてしまう。
また、来訪した外部の方にも、運営がうまくいっていないことを露呈してしまいます。お金を節約したいから。
そういう理由で廃止してしまうマンションの購入は控えましょう。
共益費が高いマンションだというのは、購入の時から解っていたはず。
しっかりと運営されているマンションの購入を検討します。
しっかり運用されているマンションは資産価値が高い
福利施設の問題点について考える

では福利施設に問題点はないのでしょうか。
もちろん問題点はあります。
ここではその問題点について解説していきます。
施設が老朽化する
新築で購入してしばらくは良いのですが、築年数を重ねて来るともちろん施設が老朽化してきます。
老朽化が進むと機械などの交換がでてきます。
その際の交換費用などが管理費となって帰ってきて、管理費・共益費などの値上がりに繋がります。
管理費などの固定費が上がってしまうと支払い予定が崩れてしまいますので、最悪支払えなくなる場合もあります。
老朽化により管理費が上がる可能性がある!
施設や機械が壊れて福利施設自体をやめてしまう
機械等が壊れた場合に多額の交換費がかかるので、その施設自体を取りやめてしまう物件があります。
この場合、福利施設が資産価値に含まれていたものがなくなる状態になりますので、マンション自体の資産価値が下がります。
費用が無く、福利施設をやめてしまうと資産価値が落ちる
自分が使用しない施設の分まで管理費を払う必要がある
あなたが利用する施設はどの施設でしょうか。
利用しない施設は必要ないかもしれません。
あなたが利用しない施設の分も管理費には含まれていますので、そういう施設が多いと無駄に管理費を支払っている形になります。
利用の予定のない施設は必要ありません。
無駄に管理費や共益費を払う事になりますので、本当に必要な施設のあるマンションにしましょう。

ご自分の生活スタイルにあったマンションを探しましょう。
価値のある福利施設ならばマンションの資産価値があがる

- 豪華な施設も戸数でわければ負担は限定的
- 福利施設がある事で資産価値が上がる
- 老朽化により管理費が上がる可能性がある
- 福利施設の運用をやめる物件は資産価値が落ちる
- あなたが利用しない施設の分も管理費を支払う必要がある
上記の利点と決定を加味しながら、あなたにあう施設を考えていきましょう。

今回の記事はご自分が住む場合の記事です。
資産価値としてみている場合、他人貸したりしてご自分で住まない場合があります。
この場合は福利施設はご本人には関係ありません。

では、またっ!
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