管理人の勤務体制
住み込み管理をしている物件は少なく、もっとも多いのが9時から17時まで一人の管理員が勤務し管理するものです。比較的小さなマンションでは巡回管理を行っているマンションもあります。
逆に大型マンションやタワーマンションなどでは、複数人による交代制での管理や常駐管理を行っている場合があります。

ここでは通常規模のマンションで
一人の管理員さん勤務の住み込み管理を説明します!
勤務時間外もマンションにいる安心感
管理員の勤務時間内ならいいのですが、勤務時間外に問題が起こる事があります。
例えばお風呂。
勤務時間外の時間帯にほとんどのお部屋でお風呂に入られると思います。
一斉にお湯を流す時間帯に、圧力が掛かり、室内排水管が抜けたりします。
なるべく長い時間管理員がマンションに居た方が対応が早くなります。
やはり、住み込みで管理員がマンションにいるというのは安心です。
なにか困った事があった際、とりあえず管理員に連絡すれば初期対応してもらう事ができます。
勤務時間外にどんなことが起こるか
よくあるのが、宅内排水が抜ける事による漏水事故です。
管理員がいれば、上下連絡を取り対応する事ができます。
いない場合は、担当が到着するまで水が垂れ流し続けるような事態になる事もあります。
また、救急・消防の際も初期活動ができます。
関係各所に連絡を入れたり。
車両が通行・駐車できるように、ゲートやバリカを解放したり。

相談できる人が居てくれるのは大きいですね。
他にも、
・夜に誰かが通報して警察が来る。
・停電
・テレビが見えなくなる。
・電話が通じなくなる。
・インターネットの調子が悪くなる。
・近隣トラブル
などなど。色々なことが起こります。
住みこみ管理員がいると、必要なカギを用意したり、関係各所に連絡を入れたり。初期対応を任せられるので安心です。

こう見てみると、住み込み管理員って大変だなぁ。
デメリットは人件費と居室費用
デメリットはやはり費用が掛かる事でしょう。夜間に対応して貰う為にはそれなりの契約を結んでおく必要があります。
また、管理人用の居室も必要です。もともと、管理員用の宿泊施設があれば別ですが、施設がない物件で住み込みにする場合は、部屋を用意する必要があります。
新しく建設したりするのは費用が掛かりすぎるので現実的ではないですね。
住み込み管理員のマンションはおススメ

住みこみ管理員のマンションはおススメします。
やはり、安心感が強いです。
費用は、建物で見れば大した費用ではありません。
火災等緊急の際、いてくれる事で大きな差になってくるでしょう。
逆に、巡回管理の物件はおススメしません。
週に3日だけ管理員または清掃員が来て確認するようなところが多いですが、
やはり、安心感や利便性などで劣ります。
また、監視体制なども甘くなりがちで、居住者モラルも低くなりがちです。

管理人は監視の役目もあります。
監視の目が少ないとやはりモラルは下がりますね。
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