あなたはマンションを購入をお考えではないですか?購入を検討する際にまず気にするのが予算ですよね。そして、次にお部屋の中の設備や間取りだと思います。しかし、検討するその順序って、それであっていますか?
どんなに理想的なお部屋でも、その他に問題があれば、それはいいお部屋とは言えません。
予算と、間取りだけにこだわりすぎて、あとで大変なことになることがあります。それは、住んでからや、その物件を売る時になって気がつきます。
できるならば、購入する前にそのことを知っておけば、対策ができるかもしれませんし、そもそも購入を控えることができます。
この記事では、部屋の中のことよりも優先して考えておく必要のある事項を解説していきます。是非、最後まで読んでいただいて、マンション購入のヒントにしてくださいね。
良いお部屋を探しているのに、部屋の中がどうでもいいってどういう事?
この記事ではこのようなお悩みを解決します。
- お部屋の中がどうでもいいという理由
- お部屋の中より優先して検討しなけらばならないポイント
ここで少し、私の紹介をさせてください。
どんぐり所長
- 国家資格 1級建築施工管理技士
- マンション大規模修繕工事 現場所長
- マンションに携わり18年
- 経済的自由を目指し、節約・副業・投資を実践
- 副業として4つのブログサイトを運営
- X(旧twitter) フォロワー7,700人
マンション大規模修繕工事の所長をしています。大型の物件をや難易度の高い担当してきました。15年の経験から、マンションの良いところ・悪いところを肌で感じて体感しています。
そんな私が、このお悩みについて解説しますので、最後まで読んでくださいね。
部屋の中がどうでもいい理由
あなたはみつこさんのように考えるはずです。何故なら、生活のほとんどをその部屋で過ごす事を考えて理想の部屋を探しているのですから。
実際に生活する上で、部屋の間取りや設備、壁紙…とっても大切です。
早速言っている事が矛盾していますが、それ以上に優先するべき所が他にあります。それは、近隣の居住者、管理組合、管理会社、建物の設備・立地など。
一度選んでしまうと、お部屋の外の条件はご自身では変えられないのです。
ですので。中古マンションを購入する際は、落ち着いて周囲環境の確認をしましょう。
- 部屋の中よりも優先するべき箇所がある
- 部屋の中は変えられるが、部屋の外の環境は変えられない
お部屋の中は、リノベーションで変えられる!
優先して確認する事
なぜ、マンション環境が重要なのか。解説していきますので、これから中古マンションの購入を考えている方は、是非最後まで読んでください。
- 隣戸や同じ建物に住む居住者のモラル
- 管理会社…しっかり管理されているかどうか
- 管理組合…問題点を残してないか。予算はしっかり確保されているか。
- 建物の立地…資産価値の下がらない立地か。
- 周囲の環境…治安は良いか?必要な施設はあるか?
居住者のモラル
購入したお部屋の上下左右に、難しい居住者が住んでいた場合、貴方のマンションライフはどうなるでしょうか。あなたの理想には、ほど遠い生活が待っているかもしれません。
- 物音も立てられず、隣接する住居に配慮しすぎる生活
- 夜間に大声や騒ぐ音が聞こえてくる
- 身に覚えがないのに警察を呼ばれたりする
これ、実際に工事でお邪魔させて頂いた物件で、実際にあったお悩みです。こういう事態を防ぐ為にも、近隣状態の確認や管理人さんへのヒアリングを行います。
そもそも、中古マンションのお部屋が空いた理由ってなんでしょうか?転勤などでの転出か、資金繰りの為か。実は、近隣住戸とトラブルがあり転出するという場合も結構あるのです。
管理人さんは大抵わかっています。
管理会社
管理人さんと話してみて、なんかこの人と合わないな…。そう感じたら、そのマンションはやめた方がいいかもしれません。マンションの生活では、管理人さんとはコミュニケーションを取る機会が増えます。
合わない管理人さんだと、正直しんどくなってくるかもしれません。なかには、挨拶もしない、返事も小さい、横柄…。などなど、変わった管理人さんもいますので注意しましょう。
また、清掃状態やその他の管理状態、管理人さんなどに不満があり、管理会社を替えたいとなっても、総会決議で半数以上の賛成が必要ですので、なかなか実現しづらいでしょう。
そういった問題点は、購入前に見つけておき、あまりに問題が多そうな物件は購入しないようにしましょう。
管理人さんの動きで、違いが結構わかります。
管理組合
ほとんどのマンションでは、管理組合は1年ごとに再編されていきます。しかし、再編されても管理組合の活動内容を変える事は難しく、ほとんどの場合は同じような状況で経過していきます。
長期修繕計画や設備の更新など、積極的な有志が立候補し、数年に渡って管理組合に関わる方がでてくると、管理組合方針が変わってきます。
修繕積立金が足りていない事に気づき、金額修正に動き出したりと積極的に動いて下さる方がでてくると、それ以外の事象についても、審議される事が多くなってきます。
ですので、元々、管理組合の運営がうまくいっているマンションを購入することを推奨いたします。
ぶっちゃけ、管理組合を変えたかったら、ご自身が立候補するしかないですね。
立地
立地は、絶対に妥協してはいけません!
ご自分が理想とするライフスタイルで、ここは外せないという点を洗い出してください。
- 通勤時間を短くしたいとなれば、都市型マンション。
- 夜景を見ながら優雅な生活がしたいならば、高台やタワーマンション。
- バス通勤だけは絶対に嫌だ!となれば、駅近の物件。
- 自然が多いところで子育てしたいなら、郊外型。
…などなど。絶対に外せないポイントが分かると、余計な候補を見ることもなくなりますね。
予算も見ながら、最適解を考えましょう。
周囲環境
ここまで色々お話ししてきましたが、まずは立地を決める。その上で、マンションを訪問し、管理人さんにヒアリング。清掃状態などの管理状態を確認して、それから部屋の確認です。
どうでもいい!というのは流石に暴言ですが、ご理解頂けたでしょうか。
部屋を選ぶのではなくて、マンションを選ぶんです。
解決策は
問題のある物件やトラブルに巻き込まれない為にどうしたらよいか。それは、そのマンションの欠点にどれだけ気づけるかです。
その為には、ご自身でチェックする必要があります。お部屋の外に、沢山のヒントがあります。
どういうところにヒントがあるか、下記の記事にまとめてありますのでご一読ください。
部屋の中より優先するポイント
- 隣戸や同じ建物に住む居住者のモラル
- 管理会社…しっかり管理されているかどうか
- 管理組合…問題点を残してないか。予算はしっかり確保されているか。
- 建物の立地…資産価値の下がらない立地か。
- 周囲の環境…治安は良いか?必要な施設はあるか?
部屋が良いかどうかよりも、そのマンションを愛せるかどうか確認しましょう。
立地よし。管理人さんもいい人だし、清掃状態も良かったわ。お隣さんもいい人みたい!ここに決めようかしら。
よかったですね!
いいマンションがみつかったら、今度はお部屋です。
内装や間取りなど気に入らないところがあれば、引っ越す前にリノベーションしましょう!
引っ越してからお部屋を改装するとなると余計に大変ですから、お荷物を入れる前にご自分の理想のお部屋にしていきましょう。ノベーションを決めたらどうする?
リフォーム業者さんはどうやって探せばいいのカナ?
今はネットで探すのが早いですね!
以前は大手工務店を訪ねたり、電話で聞いてみたりと大変でしたが、今はネットでさくっと探せちゃいます。
車を売る時に、どこが一番高いか~と調べられるCMをご覧になった事もあるでしょう。今は、お部屋のリノベーションもネットで同時に複数のお見積りが取れる時代になりました。
相見積って知ってますか?
あ、アイ…何?
ネットで登録するだけで、複数社の見積もりが取れちゃいます。出てきた見積もりを見比べて、気に入った所に頼めばオッケー!
1回の登録で複数一度に取れたら楽ダネ。
最高のマンションを見つけたら、お部屋もピカッとリノベーションして、快適なマンションライフを送りましょう!
\リノベーションするなら!/
では、またっ!