憧れのマンションに引っ越し!さぁ、大型テレビを購入して映画や動画なんかを大迫力で楽しもう!
最近は大型テレビもすっかり手に入れやすくなりましたね。しかも、とっても薄くてスタイリッシュになっています。最新の機能で画質も超綺麗!
でも実はテレビの音は思ったほどではないかもしれません。
最新の機能で低音を向上させたり、サラウンド感を出して「ごまかしている」状態です。新しく購入したテレビを設置しただけでは、大迫力の音には程遠いのです。
この記事では、どの様にして音を改善していくのか、予算別に解説していきます。また、私が実際に使用している機材も紹介しますので、是非読んでいってくださいね。

最新型のテレビにしたんだけど、音がいまいち迫力ないのよね~。

この記事ではこの様なお悩みを解決していきます。
- 最新型のテレビにしたのに音の迫力が足りない
- 昔のテレビの方が音が良かった気がする
- 安価に音質を向上させる方法はない?
- サラウンドで映画を楽しむにはどうしたらいい?

ここで少し、私の紹介をさせてください。

どんぐり所長
- 国家資格 1級建築施工管理技士
- マンション大規模修繕工事 現場所長
- マンションに携わり15年
- 経済的自由を目指し、節約・副業・投資を実践
- 副業として4つのブログサイトを運営
- twitter フォロワー3,200人突破
この記事では、予算別の音質アップ法やマンションでの低音の出し方、私おススメのシステムの紹介も致します。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
【結論】外部スピーカーを付ける!

何故、薄型テレビは音が薄いの?


それは、テレビが薄いからです!
!?

そう、実はテレビがどんどん薄くなっているのが原因です。
昔のブラウン管のテレビを見たことがあるでしょうか。昔のテレビは凄く奥行がありました。ほとんど正方形の様な完全の箱型でした。実はこの厚みこそが、スピーカーから出る音に「厚み」を加えています。
スピーカーが低い音・太い音を出す為には「容量」が必要になります。
迫力のある音を出すためにはある程度の大きさが必要になります。
薄型テレビではモニター部を薄くする為に、スピーカー部も一緒に薄くなってしまった為薄い音しかでなくなりました。
サラウンド調整などで迫力が出せるモデルもありますが、電子的に無理に増幅しているのでリアルな音とはかけ離れた状態になりがちです。
良い音を求める為の結論は「画像はモニター、音はスピーカーの分業制」です。
実は聞きやすい 薄型テレビの薄い音

でも、薄型テレビの音って聞きやすいんですよ。
薄型テレビの音って低音が出ていないんです。高音も薄くて、中音がもりもり出ているような状態です。この当たりの出ている音って人間の声の領域なんですよね。
ですので、テレビ番組のうち、トークショーやニュースなんかは実は聞きやすかったりします。
しかし、スポーツや映画・ゲームなどでは圧倒的に低音が出ない為、迫力が足りません。
低音が出したい!迫力が欲しい!というあなた。是非、続きを読んでくださいね。
予算別おススメ スピーカーの設置方法 4選

改善案 | 概要 | 予算の目安 |
---|---|---|
テレビ ↓ コンポ | コンポ等をお持ちの方又は 中古ショップで中古コンポを安く買ってくる +1000程度のアナログケーブルで繋ぐ | 1000円~6000円 程度 |
テレビ ↓ アクティブスピーカー | テレビは直接普通のスピーカーは取り付け できないので、アクティブスピーカー (電源が必要な奴)を取り付ける。 | 4,000円~20,000円 程度 |
テレビ ↓ サウンドバー | テレビの下に置けるスタイリッシュな アクティブスピーカーを設置する方法 | 30,000円~45,000円 程度 |
テレビ ↓ AVアンプ ↓ パッシブスピーカー | テレビとAVアンプをHDMIケーブルで 繋いで、AVアンプとパッシブスピーカー を繋ぐ方法。AVアンプ、スピーカー共に 価格がピンキリ。 | 40,000円~ウン十万円 |
テレビ→コンポ
テレビの音をイヤホンジャックで取り出して、コンポで出力する方法。
オーディオコンポや音質の良いラジカセなどをお持ちの方は、ケーブル代だけで実装できます。
ただし、最近はコンポやラジカセを持っている人は減っている為、実践できる人は少ないと思います。
ここで、行って欲しいのがハードオフなどの中古ショップ。CDが壊れているコンポなんかだと3,000円くらいで買えたりします。それに繋いで音を出せば、まぁ良い音!一番安く済む方法ですね。
- 音量のコントロールはコンポで行う必要あり
- コンポ自体が大きいのでテレビ廻りでの設置位置を考える必要あり
- リサイクルショップなどで安く購入できて安価で済む
- 音楽専用で作られている為、テレビに使っても良い音がでる
テレビ→アクティブスピーカー

テレビにパッシブスピーカー(電源のいらない普通のスピーカー)は直接付かないので、アンプなどを通す必要があります。
アクティブスピーカー(スピーカー用の電源がいるアンプ内蔵スピーカー)ならば直接接続して鳴らす事が出来ます。
アクティブスピーカーはPC用の安価なスピーカーから、こだわり高品質のスピーカーまで色々あります。テレビで使うならば1万円以上の物が良いでしょう。
例を挙げます。
良い音で定評のあるFOSTEXのアクティブスピーカー。ちょっと音が詳しい方が見ても良いものです。
- PC用のアクティブスピーカーは安いが、安いものは安いなりの音質
- 音楽専用のアクティブスピーカーはそれなりに高額
- 音量はスピーカーでコントロールする必要あり
- スピーカーの為にコンセントが必要
- スピーカーにアンプが内蔵されているので、別体のアンプいらず
テレビ→サウンドバー

今、音質を手軽に求める人に大人気なのがこのサウンドバー。
バー形状で筒型なので低音を確保しやすく、さらに多くのモデルがテレビ前のテレビボードにそのまま置けるように作っているのでスタイリッシュ。
おススメのサウンドバーをご紹介します。
デュアルサブウーファー内蔵で、バータイプながら迫力ある低音が魅力。
フロントスピーカーだけで3次元の立体音響を実現。
Bluetooth(R)対応によりスマートフォン、PCに保存された音楽をワイヤレスで楽しめる。
HDMIで簡単接続。
- スピーカー自体に電源がいる
- ちょっとお高めの値段設定
- 見た目がスタイリッシュ
- HDMI接続なので、音量や電源スイッチングがテレビに連動できる
- テレビ専用に作られているのでテレビも聞きやすい設定
テレビ→AVアンプ→パッシブスピーカー


これが一番普通のホームシアターの形です。
AVアンプでAV機器をコントロールしつつ、パッシブスピーカーに音声を出力します。普通のスピーカーを使用するので、必ずアンプが必要です。
- アンプ、スピーカーが大きいので場所をとる
- 全て単品で揃えるのでそれなりの金額がかかる
- セッティングによってバランスが変るのである程度知識必要
- 自分の予算にあった好きな組み合わせで組む事ができる
- AVアンプでテレビやレコーダー、ゲーム機などを総合的にコントロールできる
- しっかりセッティングできたらサラウンド感は満点
私が組んでいるシステム
私はAVアンプ+(フロント)トールボーイ+(リア)ブックシェルフという形でホームシアターを組んでいます。
スピーカーはもう型遅れになっていますがこの2つ


上 | フロント | DALI | ZENSOR5 | 床置きトールボーイ |
下 | リア | DALI | ZENSOR1 | 壁掛けブックシェルフ |
当時コストパフォーマンス抜群で大人気だったZENSOR1と、その強化版トールボーイZENSOR5。あえてセンタースピーカーは導入せず4.1chで使用しています。
このシステムでB’zのライブブルーレイをよく視聴するのですが、本当にいい音。私と同じB’zフリークの友人でさえ聞き惚れるほど。
視聴しているブルーレイの中の一枚がコチラ
B’zのライブブルーレイはきっちりとサラウンドで収録してくれているので、ちゃんとしたシステムで視聴すると迫力がまったく違います!
歌を聴くだけなら2.0chが理想的ですが、ライブの場合は、会場の雰囲気、湧き上がるオーディエンス、静寂に響くMC。ひとつひとつの臨場感がまったく違いますので、サラウンドでの視聴を是非体験してみてください。
設定は音楽重視で、サブウーファーはうっすら鳴る程度に調整しています。この当たりの考え方は、マンションでホームシアターを構築したい方は参考になるかもしれません。
何故なら、マンションでサブウーファーを鳴らし過ぎると、振動や音量で近隣トラブルになる恐れがあります。
視聴時間や音量は注意するようにしましょうね。
今、私がマンションでホームシアターを組むなら
ここからは、私がマンションに新たにホームシアターを組むとしたらおすすめする商品をご案内します。
接続形式はもちろん、テレビ→AVアンプ→パッシブスピーカー。
セット物はあまりおススメしません。後でグレードアップしていく事を考えると、すべて個別に買って揃えた方が良いです。
なぜならば、セット物だとすぐ買い替えたくなってしまうから。初めからある程度満足するものを買っておいた方が、結局は安上がりになりますよ。
AVアンプ
AVアンプでまず選ぶのがチャンネル数。リビングでいくつのスピーカーで運用するか。このチャンネル数によって、AVアンプの価格が全然違ってきます。
この当たりが普通です。ライトに楽しむ程度なら5.1ch程度で良いと思います。
その上で私が選んだのがこちら。

この機種がおすすめな理由は何と言ってもその薄さ!
普通のAVアンプは高さが10センチ以上あり、テレビボードの中に入らないものがほとんどです。
その点、このマランツならば、すっきり収納。また、性能も十分(いや、まして良い)で、見た目もスタイリッシュ。
貴方の洗練されたリビングにピッタリのAVアンプです。
フロントスピーカー

私のおすすめはなんといってもDARI。
北欧を代表するスピーカーメーカーDARI
童話の国、デンマーク。アンデルセンの故郷はまた、インテリア工芸の国としても有名で、勤勉で素朴な国民性と、広大で豊かな森林資源から産出される良質な木材により、優れたインテリア工芸品を創りだしています。国内には高級家具メーカーや、世界有数のスピーカーメーカーの生産拠点が点在しています。
DALIは1983年、ピーター・リンドルフによりデンマークに設立されました。同社は北欧を代表するAudio Nordグループのスピーカー製造・販売部門で、DALIの名称は「Danish Audiophile Loudspeaker Industries」に由来します。入念に仕上げられた高級ブランド家具を彷彿とさせる外観と、厳選されたパーツのクォリティーを最大限発揮する独自の技術で、欧米ではハイエンドスピーカーブランドとして確固たる地位を築いております。DALIは新しいリファレンスを追い求め常に進化しつづけます。確かな技術とヨーロッパの伝統に培ったサウンドをたっぷりとご堪能下さい。
引用元:DALIオフィシャルサイト https://dm-importaudio.jp/dali/about/
私が現在使用しているZENSORシリーズを始め、高品質、高音質のスピーカーを作るメーカーさんです。
音だけでなく見た目もスタイリッシュで格好いい。

リビングは見た目も大事ですからね!
うちは小さい娘がよく友達を連れてくるので、サランネットをつけていますが、外すとさらに格好良いですよ。
そして現行モデルでおススメはコチラ
メインのスピーカー径はそこまで大きくないものの、トールボーイ型で容量を確保する事で、キレのある高音を出しつつ、豊かな低音を奏でる高品質スピーカーです。
DARIの中ではエントリーモデルに位置しますが、入門用には勿体ないほどのモデルです。

少々お高いのですが、こちらをおススメするには、マンションだから…という大きな理由があります!
このスピーカーをおススメする理由は、「サブウーファーを使用しない」を推奨したいから。何故ならば、サブウーファーを導入すると、音というより振動になります。お隣との距離が近い(というより繋がっている)マンションにおいては、サブウーファーの運用はどうしても気を使います。

そこで提案したいのが、サブウーファーを設置しないという選択。
サブウーファーを設置しない分の費用を回して、低音のでる良いフロントスピーカーを買おうという考えです。
もちろん賛否両論あると思いますが、やはり近隣トラブルはなるべく避けて気楽に楽しみたいですものね!
その他のスピーカー
サラウンドスピーカー、センタースピーカーなどについては貴方の生活スタイルで導入したらよいと思います。
フロントスピーカーだけの2.0chで設置
サラウンドスピーカー検討 4.0ch
センタースピーカー検討 5.0ch
サブウーファー検討 5.1ch
ちなみに私がサラウンドで使っているスピーカーの現行モデルはコチラ
OBERON5のブックシェルフ版のOBERON1。
OBERON5より低音はでませんが、キレイな中高音は同等!
そこまで低音がいらないなら、こちらをフロントスピーカーにするのも全然アリです。

スピーカーはなるべく同メーカー、同シリーズで揃えるのが良いですよ。音が違うとサラウンド感が減ったり、特定のスピーカーだけ気になったりします。
テレビには別のスピーカーを設置しよう!

- 薄型テレビは容量的に低音が足らない
- 音は専用のスピーカーに任せるべき
- 自分の運用方法によってできる方法は4つ
- どんぐりのおすすめは、AVアンプ+パッシブスピーカー!
お手軽な方法から、ある程度本気の内容までご紹介しました。
でも音響の世界は拘りだすと、天井知らず。いくらお金があっても足りません。貴方の生活スタイルに合った内容で楽しむ様にしましょう。

ハードオフで安い中古のスピーカーを導入しただけでも、明らかに音が変わりますよ!
せっかく大画面で楽しんでいるのに音が薄いともったいない!是非、導入を検討してみてくださいね。

では、またっ!
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