憧れのマンションに引っ越し!さぁ、大型テレビを購入して映画や動画なんかを大迫力で楽しもう!
最近は大型テレビもすっかり手に入れやすくなりましたね。しかも、とっても薄くてスタイリッシュになっています。最新の機能で画質も超綺麗!でもテレビの音は思ったほど大迫力ではないかもしれません。
最新の機能で低音を強調させたり、サラウンド感を出して「ごまかしている」状態です。新しく購入したテレビを設置しただけでは、大迫力の音には程遠いのです。
この記事では、どの様にして音を改善していくのか、予算別に解説していきます。また、私が実際に使用している機材も紹介しますので、是非読んでいってくださいね。
最新型のテレビにしたんだけど、音がいまいち迫力ないのよね~。
この記事ではこの様なお悩みを解決していきます。
- 最新型のテレビにしたのに音の迫力が足りない
- 昔のテレビの方が音が良かった気がする
- 安価に音質を向上させる方法はない?
- サラウンドで映画を楽しむにはどうしたらいい?
ここで少し、私の紹介をさせてください。
どんぐり所長
- 国家資格 1級建築施工管理技士
- マンション大規模修繕工事 現場所長
- マンションに携わり18年
- 経済的自由を目指し、節約・副業・投資を実践
- 副業として4つのブログサイトを運営
- X(旧twitter) フォロワー7,700人
この記事では、予算別の音質アップ法やマンションでの低音の出し方、私おススメのシステムの紹介も致します。ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
【結論】外部スピーカーを設置
何故、薄型テレビは音が薄いの?
それは、テレビが薄いからです!
!?
そう、実はテレビがどんどん薄くなっているのが原因です。
昔のブラウン管のテレビを見たことがあるでしょうか。昔のテレビは奥行がありました。ほとんど正方形の様な完全の箱型でした。実はこの厚みこそが、スピーカーから出る音に「厚み」を加えています。
スピーカーが低い音・太い音を出す為には「容量」が必要になります。
迫力のある音を出すためにはある程度の大きさが必要になります。薄型テレビではモニター部を薄くする為に、スピーカー部も一緒に薄くなってしまった為、薄い音しかでなくなりました。サラウンド調整などで迫力が出せるモデルもありますが、電子的に無理に増幅しているのでリアルな音とはかけ離れた状態になりがちです。
良い音を求める為の結論は「画像はモニター、音はスピーカーの分業制」です。
実は聞きやすい 薄型テレビの薄い音
でも、薄型テレビの音って聞きやすいんですよ。
薄型テレビの音って低音が出ていないんです。高音も薄くて、中音がもりもり出ているような状態です。この当たりの出ている音って人間の声の領域なんですよね。ですので、テレビ番組のうち、トークショーやニュースなんかは実は聞きやすかったりします。
しかし、スポーツや映画・ゲームなどでは圧倒的に低音が出ない為、迫力が足りません。低音が出したい!迫力が欲しい!というあなた。是非、続きを読んでくださいね。
予算別おススメ スピーカーの設置方法 4選
改善案 | 概要 | 予算の目安 |
---|---|---|
テレビ ↓ コンポ | コンポ等をお持ちの方又は 中古ショップで中古コンポを安く買ってくる +1000程度のアナログケーブルで繋ぐ | 1000円~6000円 程度 |
テレビ ↓ アクティブスピーカー | テレビは直接普通のスピーカーは取り付け できないので、アクティブスピーカー (電源が必要な奴)を取り付ける。 | 4,000円~20,000円 程度 |
テレビ ↓ サウンドバー | テレビの下に置けるスタイリッシュな アクティブスピーカーを設置する方法 | 30,000円~45,000円 程度 |
テレビ ↓ AVアンプ ↓ パッシブスピーカー | テレビとAVアンプをHDMIケーブルで 繋いで、AVアンプとパッシブスピーカー を繋ぐ方法。AVアンプ、スピーカー共に 価格がピンキリ。 | 40,000円~ウン十万円 |
テレビ→コンポ
テレビの音をイヤホンジャックで取り出して、コンポで出力する方法。
オーディオコンポや音質の良いラジカセなどをお持ちの方は、ケーブル代だけで実装できます。ただし、最近はコンポやラジカセを持っている人は減っている為、実践できる人は少ないと思います。
ここで、行って欲しいのがハードオフなどの中古ショップ。CDが壊れているコンポなんかだと3,000円くらいで買えたりします。それに繋いで音を出せば、まぁ良い音!実は昔のコンポって贅沢に作られていたんです。なので今聞いても十分良い音なんですよね。これが一番安く済む方法です。
- 音量のコントロールはコンポで行う必要あり
- コンポ自体が大きいのでテレビ廻りでの設置位置を考える必要あり
- リサイクルショップなどで安く購入できて安価で済む
- 音楽専用で作られている為、テレビに使っても良い音がでる
テレビ→アクティブスピーカー
テレビにパッシブスピーカー(電源のいらない普通のスピーカー)は直接付かないので、アンプなどを通す必要があります。
アクティブスピーカー(スピーカー用の電源がいるアンプ内蔵スピーカー)ならば直接接続して鳴らす事が出来ます。
アクティブスピーカーはPC用の安価なスピーカーから、こだわり高品質のスピーカーまで色々あります。テレビで使うならば1万円以上の物が良いでしょう。
例を挙げてみましょう。
良い音で定評のあるFOSTEXのアクティブスピーカー。ちょっと音が詳しい方が見ても良いものです。
- PC用のアクティブスピーカーは安いが、安いものは安いなりの音質
- 音楽専用のアクティブスピーカーはそれなりに高額
- 音量はスピーカーでコントロールする必要あり
- スピーカーの為にコンセントが必要
- スピーカーにアンプが内蔵されているので、別体のアンプいらず
テレビ→サウンドバー
今、音質を手軽に求める人に大人気なのがこのサウンドバー。
バー形状で筒型なので低音を確保しやすく、さらに多くのモデルがテレビ前のテレビボードにそのまま置けるように作っているのでスタイリッシュ。昨今主流になってきているのがこのサウンドバーです。
おススメのサウンドバーをご紹介します。
デュアルサブウーファー内蔵で、バータイプながら迫力ある低音が魅力。フロントスピーカーだけで3次元の立体音響を実現。Bluetooth(R)対応によりスマートフォン、PCに保存された音楽をワイヤレスで楽しめる。HDMIで簡単に接続できるのも魅力。
- スピーカー自体に電源がいる
- ちょっとお高めの値段設定
- 見た目がスタイリッシュ
- HDMI接続なので、音量や電源スイッチングがテレビに連動できる
- テレビ専用に作られているのでテレビも聞きやすい設定
テレビ→AVアンプ→パッシブスピーカー
これが一番普通のホームシアターの形です。
AVアンプでAV機器をコントロールしつつ、パッシブスピーカーに音声を出力します。普通のスピーカーを使用するので、必ずアンプが必要です。
- アンプ、スピーカーが大きいので場所をとる
- 全て単品で揃えるのでそれなりの金額がかかる
- セッティングによってバランスが変るのである程度知識必要
- 自分の予算にあった好きな組み合わせで組む事ができる
- AVアンプでテレビやレコーダー、ゲーム機などを総合的にコントロールできる
- しっかりセッティングできたらサラウンド感は満点
私が組んでいるシステム
私はAVアンプ+フロント+センタースピーカー+サブウーファー+サラウンドバックという形でホームシアターを組んでいます。いわゆる5.1chというシステム状態です。
位置 | メーカー | 商品名 | 設置方法 |
---|---|---|---|
AVアンプ | DENON | AVR-X580BT | TVボード上に上振り設置 |
フロント | DALI | ZENSOR5 | スパイクインシュレーターで床置き |
センター | DALI | ZENSOR VOKAL | TVボードにインシュレーターで上振り |
サラウンド | DALI | ZENSOR1 | 背面に壁掛けブックシェルフ |
サブウーファー | SONY | SA-CS9 | 大理石板+ゴムマットで床置き |
AVアンプ
システムのコアとなるAVアンプはDENONのAVR-X580BTを選択。ドルビーアトモスを楽しむなら7ch以上をケアするAVアンプを選ぶべきですが、私のリビングの環境では5chで十分と判断しこちらを選びました。安価ながら非常に良い音を出力するアンプです。
5chでいいなら、最強のコストパフォーマンス機です。
フロントスピーカー
デンマークの音響メーカーであるDALIのエントリーシリーズZENSORのトールボーイモデル、ZENSOR5。ZENSORシリーズはすでに終売となり次のモデルへ移行していますが、スピーカーは長く使えますのでまだまだ現役です。こちらは高音の煌びやかさを強調しながら、低音の量感を増やしたモデルです。意外にスリムであり、リビングに置くにはちょうど良いサイズ感と感じる方が多いのではないでしょうか。
やはりメインはフロントスピーカー。ある程度低音のでるものを選びたいですよね。
センタースピーカー
こちらも同じDALIのZENSORシリーズの中からZENSOR VOKALを選びました。フロントの三本は常に聞こえるスピーカーですので、違う音色のスピーカーが混ざるとどうしても違和感が出やすいです。できれば同じメーカー、それも同シリーズのものを使用することで、その違和感を最大限に軽減することができます。
映画の台詞などはほとんどここから出るので、ケチっちゃダメ。
サラウンドスピーカー
当時コストパフォーマンス抜群で大人気だったZENSOR1。もともとフロントスピーカーとして使用していたのですが、ZENSOR5を購入したことによりサラウンドスピーカーとなりました。とても高音が得意なスピーカーで、艶やかな音を奏でてくれます。
サラウンドバックも同じシリーズなので、包まれ感が凄いですよ。
サブウーファー
低音の補強にサブウーファーを使用しています。元々は20㎝の小型のサブウーファーを使用していたのですが、30cmのスピーカー口径ながら比較的安価で高コストパフォーマンスのSA-CS9に変更しました。
小さいサブウーファーを使用していた時はドコドコうるさいと妻にもよく言われていたのですが、SA-CS9に変えてからは逆に振動が減った気がしています。妻にも「なんか静かになったね」と言われたくらいに。理由は恐らく、30㎝の大口径となったことで、余裕をもって低音が出せるようになったのでしょう。ズーンと沈み込むような低音がバタバタせずに出力されるようになりました。
マンションには大きな口径のサブウーファーがいいかも。
好きな音楽ソース
このシステムでB’zのライブブルーレイをよく視聴するのですが、本当にいい音。私と同じB’zフリークの友人でさえ聞き惚れるほど。
視聴しているブルーレイの中の一枚がコチラ
B’zのライブブルーレイはサラウンドで収録してくれています。5.1chのサラウンドが簡単に体験できるソースです。ですのであなたのシステムの腕試しにはピッタリ。
歌を聴くだけなら2.0chが理想的ですが、ライブの場合は会場の雰囲気、湧き上がるオーディエンス、静寂に響くMC。ひとつひとつの臨場感がまったく違いますので、サラウンドでの視聴を是非体験してみてください。。
今、私がマンションでホームシアターを組むなら
ここからは、私がマンションに新たにホームシアターを組むとしたらおすすめする商品をご案内します。
接続形式はもちろん、テレビ→AVアンプ→パッシブスピーカー。
セット物はあまりおススメしません。後でグレードアップしていく事を考えると、すべて個別に買って揃えた方が良いです。なぜならば、セット物だとすぐ買い替えたくなってしまうから。初めからある程度満足するものを買っておいた方が、結局は安上がりになりますよ。
スピーカーの本数
ひとまずマンションでサラウンドを楽しみたいなら、まずは4.0chをおすすめします。4.0chとは、フロントスピーカー2本、サラウンドスピーカー2本の構成です。
サブウーファーはマンションだと低音がですぎて苦情の原因になる可能性がありますので、慎重に検討します。実際に4.0chで運用してみて、「低音が足りないな」と感じたら導入します。
センタースピーカーにおいては、基本的に映画鑑賞以外では必要ありません。テレビやアニメなどは2ch(ステレオ)の音声ソースが多く、ほとんどがAVアンプの機能で強制的にセンターに割り振ることになります。その場合、セリフを含めほとんどセンターから音がでることになりますので、フロントスピーカーと同等レベルのセンタースピーカーを購入する必要があります。ですので、フロントスピーカーにできるだけ予算を割き、センターは導入しないという選択肢は全然ありです。
AVアンプ
AVアンプは、使用したいスピーカーの本数によって選ぶものが変わります。その上で私が選んだのがこちら。
この機種がおすすめな理由は何と言ってもその機能性の高さ!
ちょっとお値段はするのですが、それは機能が充実しているから。音響補正機能なども充実しており、少ないスピーカー本数でも包まれるような臨場感をだしてくれるAVアンプです。
7.1ch対応ですのでドルビーアトモスにも対応。しっかりとしたサラウンド環境を組めばさらなる臨場感を得られるでしょう。
4.0chをすすめていいるのになぜ7.1ch用なの?と思われたでしょう。将来的にサブウーファーやドルビーアトモスを楽しみたくなった時に必要だからです。音の世界は沼ですので、後で買い替えるより、はじめからそれなりに対応できるものを購入しておくのが結果的に安くあがります。
フロントスピーカー
今回、ひとまずサブウーファーレスのシステムを組むという事で、フロントスピーカーは低音がでるものを選ぶ必要があります。低音がでないと映画などの迫力が物足りなく感じるでしょう。
なるべくリビングにおいても圧迫感のないサイズ感で低音がでやすいモデルを選びましょう。ということで今回選んだのはこちら。
メインのスピーカー径はそこまで大きくないものの、トールボーイ型で容量を確保する事で、キレのある高音を出しつつ、豊かな低音を奏でる高品質スピーカーです。PORK AUDIOの中ではエントリーモデルに位置しますが、入門用には勿体ないほどのモデルです。
少々お高いのですが、こちらをおススメするには、マンションだから…という大きな理由があります!
このスピーカーをおススメする理由は、「サブウーファーを使用しない」を推奨したいから。何故ならば、サブウーファーを導入すると、音というより振動になります。お隣との距離が近い(というより繋がっている)マンションにおいては、サブウーファーの運用はどうしても気を使います。
そこで提案したいのが、サブウーファーを設置しないという選択。
サブウーファーを設置しない分の費用を回して、低音のでる良いフロントスピーカーを買おうという考えです。もちろん賛否両論あると思いますが、やはり近隣トラブルはなるべく避けて気楽に楽しみたいですものね!
サラウンドスピーカー
サラウンドスピーカーは映画などでサラウンドを味わう際に必要です。爆発や通りすぎるヘリコプターなどを音で感じる事ができるようになります。
本来ここもフロントと同じメーカーで揃えるのが音の繋がり上よいのですが、フロントスピーカーほど重要ではありません。リサイクルショップで中古スピーカーを一対購入してきて試してみるのをおすすめします。サラウンドに予算を割くくらいならフロントスピーカーとAVアンプを良い物にしましょう。
スピーカーの本数の選び方
サラウンドスピーカー、センタースピーカーなどについては貴方の生活スタイルで導入したらよいと思います。
フロントスピーカーだけの2.0chで設置
サラウンドスピーカー検討 4.0ch
センタースピーカー検討 5.0ch
サブウーファー検討 5.1ch
フロントハイトスピーカーを追加し 7.1chに
スピーカーはなるべく同メーカー、同シリーズで揃えるのが良いですよ。音が違うとサラウンド感が減ったり、特定のスピーカーだけ気になったりします。
テレビには別のスピーカーを設置しよう!
- 薄型テレビは容量的に低音が足らない
- 音は専用のスピーカーに任せるべき
- 自分の運用方法によってできる方法は4つ
- どんぐりのおすすめは、AVアンプ+パッシブスピーカー!
お手軽な方法から、ある程度本気の内容までご紹介しました。
でも音響の世界は拘りだすと、天井知らず。いくらお金があっても足りません。貴方の生活スタイルに合った内容で楽しむ様にしましょう。
ハードオフで安い中古のスピーカーを導入しただけでも、明らかに音が変わりますよ!
せっかく大画面で楽しんでいるのに音が薄いともったいない!是非、導入を検討してみてくださいね。
では、またっ!
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