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タイル浮きをめぐる理不尽な状況

こんにちは、どんぐりです。

この記事では、実際にあったタイル浮きの事象についてお話していきます。どういう事が起こるのかわかりますので最後まで読んでいってくださいね。

どんぐり
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目次

工事が始まってから「それ」は見つかる

12年目の大規模修繕工事が始まり、タイルの大規模な浮きが発覚した。

タイル浮きは3~4%で想定されていたが、打診調査の結果タイル全面積の10%を超える浮きが発覚した。

すぐさま監理者、管理組合に報告し、瑕疵案件として施工会社に連絡することにした。

瑕疵対応して貰えると考え、タイル補修工事を止めて答えを待つが、返ってきた答えはこういう内容であった。

「10年の保証期間が終了していますので対応致しかねます。」

「そもそもタイルは経年で浮きが発生するものです。」

保証期間を考える

保証期間が10年で、大規模修繕が概ね12年周期。

まるで作られたストーリーのように感じませんか?

築12年経ち、初めての大規模修繕工事。

建物の廻りに足場を組立て、建物全体を調査する。

そこで発覚した瑕疵案件は対応しないというのです。

実はこのような事例は結構多く、裁判で賠償命令がでた例も多くあります。

あまりに問題が多くなっているので法律面でもタイル浮きの瑕疵案件については厳しくなったと聞いております。

しかし、裁判で勝ったとしても裁判中はタイル補修ができませんし、大規模修繕工事は止まってしまうかまたは、タイル補修工事を残して竣工します。

その場合、裁判で疲弊した状態からさらに建物の廻りに足場を立てタイル補修が始まります。

やっと大規模修繕工事が終わったのにまた足場に囲まれて。

住まわれている居住者様のストレスかなりのものと想像します。

ならどうすれば

保証期間が終わる前に低層階だけでも打診調査をすることをお薦めします。

各お部屋に入らせて頂いてバルコニーから調査するのもいいですね。

民間の調査会社に依頼するのもよし。

大規模修繕工事の設計会社に頼み、早めに調査するのも良いです。

新築時の販売会社や施工会社に依頼するのは避けたほうがよいと思います。

早めの調査を行うことでタイルの状況が確認できます。

1回目の大規模修繕工事の際の明細数量の参考になりますし、現状の実態を把握できます。

タイル浮きが発生していれば施工会社に対して瑕疵対応を求める事もできます。

逆に全くなければ安心して暮らしていくことができますしね!

保証期間が切れる前に把握することが肝要です。

そもそもタイルは浮くもの

この言葉は正解であり、間違いでもあります。

何時かは浮くとしてもそれが1年後なのか30年後なのかで全く違います。

なぜこのような差が生まれるのか。

それはほぼ施工時状況や施工方法によります。

上手に建てられたタイル物件はほぼメンテナンスフリー。

幾ばくかのタイルを補修して、シーリングを打ち直して、高圧水洗などで美装すれば綺麗なものです。

でもある物件は、その物件のタイル補修費用の5倍かかる。

タイル貼りの状況や施工方法でここまで変わってしまうのです。

タイル貼りのマンションはギャンブルに近いとも言えます。

タイルのマンションはダメなのか

これも一概には言えません。

きっちりとした施工会社で建てられた物件は本当に資産価値が高いです。

よく調べてからの購入をお薦め致します。

ただし、施工会社が誰でも知っているような大手でも注意は必要です。

情報はできるだけ集める様にしましょう。

購入目的によっても判断基準は変わってきます。

売却益や賃貸収入などの投資目的で購入される方は

それほど気にする事なくタイル物件を購入する事ができるかもしれません。

購入した物件にご自分で住まわれる方は、問題がおこると修繕積立金の増額や、大規模修繕工事以外での足場の仮設などの可能性がありますので、ご注意が必要です。

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