ブロフラはイギリス英語 "Block of Flats"の略称です

【事例紹介】マンションのタイル浮きをめぐる理不尽な状況【瑕疵案件】

    マンションを購入される際に、高級感やメンテナンスフリーに憧れてタイル物件を選ぶ人が多くありません。

    高級感についてはその通りで、外壁塗装仕上げのマンションよりも高級感が楽しめます。

    しかし、メンテナンスフリーの部分については疑問が残ります。

    確かに表面的にはメンテナンスフリーかもしれません。

    しかし問題はその下で起こっています。

    今回はこの様なお悩みについて解決していきます。

    • 本当にタイル仕上げのマンションはメンテナンスフリーなの?
    • タイル仕上げで問題が起こる事はないの?

    ここで少し、私の紹介をさせてください。

    プロフィール

    どんぐり

    • 国家資格 1級建築施工管理技士
    • マンション大規模修繕工事 現場所長
    • マンションに携わり15年
    • 経済的自由を目指し、節約・副業・投資を実践
    • 副業として4つのブログサイトを運営
    • twitter フォロワー2000突破

    この記事では、タイル仕上げのマンションで実際にあった事例を元に解説していきますので、是非最後まで読んでいってくださいね。

    目次

    タイル仕上げがメンテナンスフリーはウソ

    タイルも劣化します

    タイルの表面はほぼ綺麗なまま。掃除をすれば綺麗になります。

    しかし、タイルの劣化はその裏側で起こっています。

    国の基準はありませんが、年に0.25%未満程度の浮きは普通であり、瑕疵案件に当たらないとされています。

    簡単に言いますと…

    タイルは経年で段々浮いていくのが普通

    これを聞いてあなたは怖くなりませんか?

    でも大丈夫。この程度の浮きならばすぐに落下したりする事はありません。

    問題はこの経年による浮きが多すぎる場合にあります。

    工事が始まってから「それ」は見つかる

    12年目の大規模修繕工事が始まり、タイルの大規模な浮きが発覚した。

    タイル浮きは3~4%で想定されていたが、打診調査の結果タイル全面積の10%を超える浮きが発覚した。

    すぐさま監理者、管理組合に報告し、瑕疵案件として施工会社に連絡することにした。

    瑕疵対応して貰えると考え、タイル補修工事を止めて答えを待つが、返ってきた答えはこういう内容であった。

    「10年の保証期間が終了していますので対応致しかねます。」

    「そもそもタイルは経年で浮きが発生するものです。」

    タイルの保証期間を考える

    保証期間が10年で、大規模修繕が概ね12年周期。

    まるで作られたストーリーのように感じませんか?

    築12年経ち、初めての大規模修繕工事。

    建物の廻りに足場を組立て、建物全体を調査する。

    そこで発覚した瑕疵案件は対応しないというのです。

    実はこのような事例は結構多く、裁判で賠償命令がでた例も多くあります。

    あまりに問題が多くなっているので法律面でもタイル浮きの瑕疵案件については厳しくなったと聞いております。

    しかし、裁判で勝ったとしても裁判中はタイル補修ができませんし、大規模修繕工事は止まってしまうかまたは、タイル補修工事を残して竣工します。

    その場合、裁判で疲弊した状態からさらに建物の廻りに足場を立てタイル補修が始まります。

    やっと大規模修繕工事が終わったのにまた足場に囲まれて。

    住まわれている居住者様のストレスかなりのものと想像します。

    タイル浮きで問題になる前でにできる事

    保証期間が切れる前に必ず打診検査などを実施する事をおすすめします!

    保証期間が終わる前に低層階だけでも打診調査をすることをお薦めします。

    各お部屋に入らせて頂いてバルコニーから調査するのもいいですね。

    民間の調査会社に依頼するのもよし。

    大規模修繕工事の設計会社に頼み、早めに調査するのも良いです。

    新築時の販売会社や施工会社に依頼するのは避けたほうがよいと思います。

    早めの調査を行うことでタイルの状況が確認できます。

    1回目の大規模修繕工事の際の明細数量の参考になりますし、現状の実態を把握できます。

    タイル浮きが発生していれば施工会社に対して瑕疵対応を求める事もできます。

    逆に全くなければ安心して暮らしていくことができますしね!

    保証期間が切れる前に把握することが肝要です。

    そもそもタイルは浮くもの

    この言葉は正解であり、間違いでもあります。

    何時かは浮くとしてもそれが1年後なのか30年後なのかで全く違います。

    なぜこのような差が生まれるのか。

    それはほぼ施工時状況や施工方法によります。

    上手に建てられたタイル物件はほぼメンテナンスフリー。

    幾ばくかのタイルを補修して、シーリングを打ち直して、高圧水洗などで美装すれば綺麗なものです。

    でもある物件は、その物件のタイル補修費用の5倍かかる。

    タイル貼りの状況や施工方法でここまで変わってしまうのです。

    タイル貼りのマンションはギャンブルに近いとも言えます。

    タイルのマンションはダメなのか

    タイルのマンションはダメなのか─これも一概には言えません。

    きっちりとした施工会社で建てられた物件は本当に資産価値が高いです。

    • タイルはそもそも浮くもの
    • はじめての大規模修繕工事の時にきづいても遅い
    • タイルの状況は新築の施工会社によって全然違う

    よく調べてからの購入をお薦め致します。

    ただし、施工会社が誰でも知っているような大手でも注意は必要です。

    情報はできるだけ集める様にしましょう。

    購入目的によっても判断基準は変わってきます。

    売却益や賃貸収入などの投資目的で購入される方は

    それほど気にする事なくタイル物件を購入する事ができるかもしれません。

    購入した物件にご自分で住まわれる方は、問題がおこると修繕積立金の増額や、大規模修繕工事以外での足場の仮設などの可能性がありますので、ご注意が必要です。

    どんぐり
    どんぐり

    では、またっ!

    スポンサードリンク

    LIXILの電動オープナーシステムDOAC(ドアック)

    いつもの玄関ドアに魔法をかけて、家族みんなが笑顔で出かけられるように

    リモコンでドアを触る事なく開閉
    両手が塞がっているいるときは、開閉をオートアシスト
    今ある玄関ドアにそのまま後付け。リフォームは1日

    おすすめ記事

    タイルはメンテナンスフリーって本当?

    マンションを購入する前に、買ってはいけないマンションを確認しておこう!

    ある理事長のことば。

    よかったらシェアしてね!

    コメント

    コメントする

    CAPTCHA


    目次
    閉じる