マンション購入を検討される際、ほとんどの方がぶち当たる問題がこの、「新築にするのか、中古にするのか」問題。
新築だと最新設備だし、気に入ったマンションの中である程度部屋も選べる。
でも中古マンションをおすすめする人もいるしどちらを信用すればいいのでしょうか。
新築マンションは綺麗だし、設備も最新だからいいよね。
でも中古だと価格が安いし…悩むわ~。
この記事ではこの様なお悩みを解決していきます。
- 新築と中古のマンション、どちらを買うのが正解?
- 新築の方が資産価値高いよね?
- 資産価値で選ぶってどういうこと?
ここで少し私の紹介をさせてください。
こんにちは、どんぐりと申します。
- 国家資格 1級建築施工管理技士
- マンション大規模修繕工事の現場所長
- 15年以上マンションに携わってきている
- 経済的自由を目指し、節約・副業・投資を実践
- 副業としてブログサイトを2つ運営
- twitter フォロワー1200人以上
マンションに15年以上携わってきていて、新築マンションのと中古マンションの良いところ悪いところを沢山目の当りにしてきています。この記事ではその経験を元にお話ししていきますので、是非最後まで読んで行ってくださいね。
【結論】中古マンション購入がおすすめ
- 資産価値で考えるなら中古が有利
資産価値で考えるなら、ほとんどの場合新築購入はなしです!
新築マンションの方が価値が落ちるってコト?
この後の記事で、何故新築マンション購入がナシなのか説明していきますので、最後まで読んで行ってくださいね。
デメリットを無視したら後で後悔する
新築、中古共にデメリットがありあます。
デメリットを納得して購入しなければ、必ず後で後悔する事になります。
マンションは高額の買い物。
気に入らなかったり、問題があった場合、簡単に買い替える事ができないものだからです。
資金に余裕がある方は良いですが、ギリギリの資金で、ローンを組んで購入する方は、誤った物件を購入すると身動きが取れなくなります。
マンション購入後の後悔の話はネット中に転がっています。
皆様もそこに仲間入りしないよう、しっかりと地に足を付けて考えましょう。
新築マンションと中古マンションを比較する
ここで、新築と中古を比較していきましょう。
タイプ | 新築マンション | 中古マンション |
---|---|---|
タイプ | 新築 | 中古 |
価格の下落 | 買った瞬間に20%オフ | 比較的緩やか |
内装 | ある程度希望どおり | リノベーションすれば自由自在 |
設備 | 最新型 | 古いがリノベーションもあり |
管理状態 | 新築なので先の事は解らない 管理会社もどの程度なのかわからない | 現地見学である程度見分けられる |
財政状態 | 新築時の試算から共益費や 維持管理費修繕積立金はほぼ上がる | 修繕積立金など上がる可能性はある ある程度落ちついている |
建物の状態 | 新築直後なのでわからない | 悪いところは露呈している |
近隣の住民 | 新築なので隣近所に誰が住むか解らない | 部屋廻りを確認したり、管理人にヒアリングする事である程度回避できる |
購入のしやすさ | 狙っているマンションが比較的買いやすい | 気に入ったマンションがあっても空き待ちとなる為、 比較的買いにくい |
耐震 | 最新の耐震指針 | 20年より古くなると旧耐震 |
資産価値の下落
マンションを資産と見た場合、新築マンションは圧倒的に不利です。
何故なら、購入して鍵を刺した途端に、価値が平均20%ほど下落します。
1年でガクンと価格が落ち、その後緩やかになって行きます。
木造と比べて落ち方が緩やかなのは、マンションの耐用年数が47年と長く設定されているからです。
この表は一般的な平均値であって、この通り下落しない物件を探す事が大事です。
首都圏で駅直結(または徒歩5分圏内)なら価値は落ちにくいでしょう。
そういう物件はすぐ売れてしまいますので、購入するチャンスは少ないかもしれません。
資産価値のある物件はすぐに売れてしまう!
- 新築マンションはすぐに価値が20%程度下落する
- 中古マンションはすでに落ち着いているので購入後の下落は少ない
- 将来価値の下がりにく物件はすぐに売れるので購入チャンスがない
内装や設備
新築時はオプションで良い設備を設置したり、壁紙や床板を自分好みのものを使ったりする事ができます。
しかし、中古でもリノベーションで理想通りに変える事ができます。
もちろん費用がかかりますので、新築との差額でリノベーションをする形になります。
リノベーションの方が自由度が高く、理想に近づける!
新築時のオプションって意外に制限あるよ。
- 内装や設備はもちろん新築マンションの方が新しい
- 新築マンションの場合は、施工会社の標準品がメインなので、自分の好みの設備が選びにくい
- 中古マンションでもリノベーションすれは新しい好みの設備が設置できる
管理状態や財政状態
新築の時点では管理会社の管理状態はまだわかりません。
未来の事は予想できないという事です。
中古マンションは新築マンションの未来なので、もう結果がでています。
管理状態や財政状態を見ることができますので、悪いマンションは避ける事ができます。
中古物件は現地に答えアリ!ヒントが転がっているよ。
- 中古マンションはすでに運営されているので、実際の状態が確認できる
- 新築マンションはこれから積み上げていくので管理状態がどうなるか予想しづらい
購入のしやすさ
建築中のマンションが狙いならば、部屋が沢山あるので比較的購入しやすいです。
中古マンションの場合、郊外などの場合購入しやすいですが、駅近など、好立地の物件は非常に空きが少なく、空いたとしても、不動産情報に流れずに紹介で売れてしまうので、待ちの状態ではなかなか良い物件にあたりません。
不動産業者などに小まめに話を聞いて、紹介してもらえるようになってから、気長に待つ必要があります。
新築でなかなか完売しないところは、将来的に売る時もなかなか売れません!
- 新築マンションは、マンションを決めてから部屋を決めやすい
- 中古マンションは空いていないと候補に上がらない為、部屋から選びがち
耐震設計やアスベスト
築20年を超える物件はアスベストを使用している可能性があります。
また、耐震基準も20年前ですので、現状のおススメは新築~19年となります。
アスベストが建物の塗材や断熱材などに混入している事が発覚すると、大規模修繕工事などの期間や費用が増大する可能性があります。
アスベストに不安がある方は、2000年以降に建ったマンションを購入するようにしましょう。
- 2000年以降のマンションを購入することでアスベストは避けられる
気づけた貴方へ 中古マンションの見分け方を伝授
比較表を見ておきづきでしょうか。
新築マンションというのは本当に先が読めないのです。
また、本当に価値のあるマンションは、皆様に気づかれる前にすでに売れてしまっています。
期間はかかりますが、自分の希望のマンションを見つけておいて、部屋が空くのを待つという方が、後からトラブルになる可能性は低いでしょう。
中古マンションの見分け方はこちらの記事で解説しています。
さぁ、理想のマンションを探しに出かけよう
- 新築マンションは購入してすぐ価値が20%程度下落してしまう物件がほとんど
- 資産価値が落ちない物件(好立地など)は、一般ユーザーに届く前に売れている
- 中古マンションなら、駅近マンションなどの購入チャンスあり
- 中古のマンションの場合はマンションを決めて空くのを待つなど、腰を据えて探すのが吉
新築マンションと中古マンションの比較いかがだったでしょうか。
中古マンションを探すなら、じっくりと腰を据えて探す事が大切です。
理想のマンションを探すには、しっかりと親身になって商談できるパートナー選びが大事。
まずはこちらに登録して、物件情報をGET!
さぁ、理想のマンションを探しに出かけよう!
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では、またっ!
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